Case事例紹介
メンタルヘルス対応
- 2023.07.20 |
- メンタルヘルス対応
ほとんどの復職ケースでは、復職後も再休職することなく順調に職場復帰しますが、中には休復職を繰り返すケースや復職時に従業員と事業所側の意見がまとまらず、スムーズな復職にならないケースもあります。
ある企業様の従業員が抑うつ症状、意欲低下、睡眠障害、食欲低下を主訴に「うつ病」の診断で休復職を繰り返していました。
弊グループ担当医師に相談があり、産業医面談を実施しました。
面談を実施すると気分が高揚している日と抑うつ傾向である日が散見されていることがわかり、労務担当者からも日によって感情の波が大きく違うことで周囲の従業員とのトラブルも発生していることがわかりました。
このように抑うつ症状だけでなく、気分の高揚等もあり、うつ病のみの背景ではない可能性も考えられたため、主治医へ労働環境での行動も含め詳細に情報提供を実施しました。
即日、診断書が発行され、病名が「うつ病」から「双極性障害」となり、治療方針の変更が実施されました。数ヶ月すると病状も落ち着き、現在も治療継続し、就業を行なっております。
このように、経験豊富な産業医学に精通した医師が対応することで、職場での適切なメンタルヘルス対応を実施することを支援します。